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【残業が減らない理由は・・・】茨城乳配の冷凍・冷蔵食品物流ブログ


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ブログ更新1530回目。

 

 

 

 

だそうです。

 

物流業界の残業がなぜ減らせないか。

輸配送業務を例にとって考えてみると、いくつかの原因が

考えられます。

 

まず、運賃。

荷主企業から極力安い運賃を求められたり、日本通運などに代表

される大手物流企業が輸配送を担当する中小企業に業務を委託

する際、過剰に中抜きして運賃を払うといったことが原因です。

 

もらう運賃以上に支払うことはできないので、当然のように

輸配送社員へ支払われる給与レベルは低くなってなり、生活に

必要な収入を確保するために、単価ではなく量(時間)で

その不足分を賄うことになるからです。

 

 

次に挙げられるのは、物流の効率面。

物流コスト削減のために、できる限り少ない人と車で輸配送網を

組み立てることが暗黙の了解となってきました。

1コースの基本設定時間が12時間前後で、ほぼ毎日の稼働と

なれば総拘束時間は300時間前後にまでなってしまい、比例して

残業時間も長くなってしまいます。

 

これを短くするための人と車両への投資は、コストアップに繋がる

ために理解されにくく、物流企業の努力という言葉で解決を迫られる

状態です。

結果として、荷主企業ではなく善意の物流企業が行政処分を受ける

といった皮肉な結果になっています。

 

そして、最近の原因として挙げられるのが人材不足。

人数が足りなくなっても物量が減るわけではありませんから、

1人当たりの配送物量を増やすことでその不足を補うことになるので、

輸配送時間は伸び、残業時間が多くなってしまうという仕組みです。

 

世の中が残業時間を減らす動きの中で、物流現場では人手

不足から稼働時間が延びる方向になっているという状況。

物流業界と建設業界は猶予期間を設けていただけるのは

ありがたいことですが、その恩恵を受けているのは実は荷主企業

です。

 

この解決には、荷主企業の理解や大手物流企業の過剰な中抜きを

撲滅していくことが条件です。

倒産するまで使い倒す、権力を使って圧力をかけるといったことが

なくなるように、厚生労働省や国土交通省の方々には根本原因に

目を向けていただけることを願っています。

 

 

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2017年3月24日

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吉川 国之

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