ブログ更新1091回目。
生れてはじめて九州にやってみました。
毎年恒例になっている船井総研社主催の先進物流企業視察
セミナーが福岡県で開催されたからです。
そのセミナーでまずはじめに訪問したのが、博多港ふ頭株式
会社様でした。
福岡市港湾局から博多港港湾運営会社として指定されている
企業です。
ここの特長は、3つ。
はじめに、エコ。
従来、軽油を燃料としていた荷役機器や自動車を電動化する
ことで環境負荷を低減することに成功していました。
およそ80%のCO2削減に相当するそうです。
次に、IT。
情報を誰でも自由に見られるようにしたことで、それまで不備が
多かった通関業務に関する書類やトレーラーのサイズ設定など
が激減したそうです。
またライブカメラを設置することで、現在の港湾の混雑状況を
WEBを通して見ることができるため、港湾前のトレーラー渋滞が
2週間程度で緩和されたとおっしゃっていました。
最後に、BCP。
地震や災害が起きても事業が継続できるように、港湾機器を
免震化。また護岸そのものも耐震化しています。
さらに非常電源を設置することで、電動化している港湾全体の
エネルギーの確保も準備しています。
この3つの特長は、中小の物流企業でも準備ができるものです。
しかしながら、言葉では判っていても自社に当てはめて何が
できるのかまで真剣に考えている企業は少ないのではないで
しょうか。
企業規模に関係なく、出来る準備をしっかりしておくことを
この企業の訪問で考えさせられました。
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