ブログ更新1092回目。
視察セミナーの2社目は富士運輸社の福岡支店。
松岡社長の話をもう何度聞いたことでしょうか。
(毎回なぜか指されるのですが今回はセーフ。笑)
九州と言うところは、他から来て物流業を営むにはなかなか
難しいところだそうです。
そこで、九州で成功する方法というテーマでお話をされたの
ですが、その内容は全国どこへ行っても同じことが言えるの
ではないかと考えさせられるものでした。
・運賃が安い地域だからといって中古車を持ち込むのではなく、
あえて新車をどんどん持ち込む。
・平均賃金が安い地域だからといって乗務員の賃金は下げない。
(全国的な基準と格差を設けない。)
・軌道に乗るか不安でも、支店計画は土地を購入する前提に立ち、
退路を断って腹を据える。
(支店の投資には気合を入れる)
この3つだけ見ても社員を中心に考えていることに気付きます。
物流という仕事は、1人で2台のトラックを運転することが
できません。
ですから、本来は人がもっとも重要なリソースと位置付け
られるべきなのに、当社を含めこの業界はその意識に甘さが
ありました。
また、その任務は社会性が高いものですが、荷主企業や元請けと
なる大手物流企業は下請けになる企業の乗務員に低賃金を押し
付けるような条件を設定し、軽んじてきました。
正直に言えば、大手企業は人財不足の状態になってから社員を
大切にする会社だと宣伝を始めたところが多いのですが、その
ほとんどは今も過酷な条件を実運送会社に突き付けている状態
です。
そのような背景がある中で、富士運輸の松岡社長の考え方は
とても筋の通った素晴らしいもので勉強になりました。
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