ブログ更新1434回目。
書評「弱者の戦略」著者 稲垣 栄洋
ビジネススクールのクラスメートに紹介された本です。
生物から学ぶ弱者の勝ち方を論じた本で、弱者と考えられて
いる動植物がしぶとく生き残り続けてきた手段が様々な
角度から解説されています。
例えば、シマウマとライオンの関係。
絶滅が心配されているのはシマウマではなくライオンの
ほうだという事実。
その理由は、1匹のライオンが生きるのに必要なシマウマの
数が年間10頭だとすると、
シマウマが9頭になったらライオンは死んでしまうから
だそうです。
実はライオンという生き物は、餌となるシマウマなどの
草食動物が少なくなると生存することができない“か弱い”
生き物ということらしいです。
大手の物流企業も、中小の物流企業が減少していくと
存続が危うくなる企業は少なくない気がしますが、やはり
か弱いということなのでしょうか。笑
この本は、生物の生き残り方を説いているだけなのですが、
実はその中に中小企業が生き残るために参考となるアイデアが
豊富に含まれていることに気付きます。
「『大きいこと』が勝ち残るための戦略であると同じように、
『小さいこと』もまた、有効な戦略なのである。」という言葉に
勇気を感じます。
一般的なビジネス本に飽きた中小企業経営者にお薦めしたい
本です。
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