ブログ更新2111回目。

3日間の集中講座も最終日。
午前中は地域社会との関係の構築や承継後に事業を成長・存続 させていくために必要なことを学び、午後はこの3日間の学びを 活かして自社課題への取り組みを発表する時間になりました。
地域との関係性については、コントロールできる範囲で行うことが 大切だということに深く納得。
止められないことがリスクだし,やめることで評判を落とす可能性がある ことも知っておくべきとのことでした。 以前、失敗した経験があったので納得でした。
また事業承継時には、引き渡す立場と引き継ぐ立場の双方に 求められるものを学べたことは収穫でした。承継しやすい環境を作ることや自覚を持つことなど自分が渡す立場に なることを想定すると、これからやらなければいけないことが多数 見つかりました。
最後に講師から伝えられた言葉の中から。
「企業は、無理に大きくなる必要はない。 大きくならなきゃできないことがあるなら、大きくなるしかない。
成長が当たり前でもない。
成長が必ず前提に無くても良い。」
株主にリターンを求められるわけではない環境下では、なぜ成長して 利益をあげなきゃいけないの?という疑問が見え隠れするもの。
その答えがここにあったような気がします。
この辺はビジネススクールのクラスでの考え方と少し違い、ホッとする というか肩の荷が軽くなるような感じを受けました。
ただ、利益をしっかり確保することがコミュニケーションをうまく回す コツでもあるから、いろんな事業に手を出す必要はないので本業で 限界まで稼ぐことは優先すべきとの ことでした。
最後に、3日間の中で最も心に残った言葉はこれです。
ファミリーの中のことは、「何事も焦らずゆっくり、ゆっくり」。
これまでの歴史や親の感情を考えれば、一気に事を動かそうと するほうが間違っているのかもしれません。
最終日の懇親会に参加できなかったのが心残りですが、 良い3日間でした。
焦らずゆっくりと動いていこうと思います。