温度管理が必要な車両に使われるボディパネルには、熱の
伝導を防ぐために断熱材が入っています。
冷凍機で冷やした空気の上昇を防ぐためのものですが、
この断熱材の厚さと冷凍機の性能によって対応できる
温度帯が決まってきます。
一般的な断熱材の厚さと対応温度帯の関係は、以下の
通りです。
厚さ 温度帯 参考製品
25ミリ プラス18℃ チョコレート菓子など
50ミリ 0℃から5℃ チルド食材など
75ミリ -18℃ 冷凍食品など
100ミリ -30℃ 冷菓商品など
天井にあたる部分は直射日光が当たること、キャブの
後ろの部分はエンジンからの熱が伝わりやすいことから
厚めにするケースが多いようです。
当社は、道路からの照り返しも考えて床部分も厚めの
断熱材を採用しています。
各温度帯に対応した厚さよりも薄いものを採用してしまうと
温度が下がり辛くなること以外に、冷凍機に大きな負担が
掛かり故障のリスクが高まるため慎重な選択が必要に
なります。
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