昨夜放送されたNHKの番組『プロフェッショナル』は、85歳の
鰻職人、金本兼次郎氏の特集でした。
言葉の数々にプロとしてのプライドを感じたのですが、我々
物流企業にも当てはまる言葉を書き留めてみました。
『伝統は変化を積み重ねた先に生まれる』
昔と同じままでは猛スピードで変わっていく時代について
いけない。
追求心を忘れないということで伝統は創られる。
強者でも賢者でもなく、変化に対応できるものが生き残る
話に共通するお話でした。
『常に同じ仕事をする』
今日は体がだるい、イマイチ気分が乗らない、心配事がある。
誰でもそんな日はあるが、しかしそれはお客様にとっては
関係のないことだから、いかなる時も全力で仕事に臨む、
という姿勢は業種を問わず大切にするべき考え方です。
『仕事を作業にしない』
例えば「背びれは5ミリ幅で切り取りなさい」と指示された場合、
何も考えず、ただ言われた通りに5ミリ幅に切っているのでは、
機械と変わらない「作業」になってしまう。
その行程の意味を考え実行すれば「仕事」。
全ての工程の意義を自分なりに考えることが大切という話は、
物流の配送業務、庫内業務、安全対策すべてに共通して
言えることです。
仕事と作業の境目。
考えさせられました。
そして、
『たまたま就いた仕事が天職。向き、不向きは関係ない』
どんな職業でも、縁あって就いた仕事。
どんな仕事にも、面白さはあり、やりがいがある。
それを見つけ努力し続けることで必ず道は開けるという言葉は、
今後の社員教育や自分の生き方にとっても心強いものに
感じました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2013/0729/index.html
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