お世話になっている物流コンサルタント会社のメールマガジンに
中型免許が改定される可能性について書かれていました。
中型免許の取得年齢の引き下げが検討されているという内容
ですが、この背景には若年層の物流業界離れが進んでいる
ことと、少子化により2015年には14万人のドライバーが不足
すると予測されていることがあります。
近年、輸送業界の大半を占めるのは総重量5トン以上のトラック
です。
一般的には、2トン車のワイドと呼ばれる車両から4トン車と呼ば
れる車両がこれにあたります。
当社が得意とする冷蔵・冷凍食品物流も同じで、主戦力に
なっている車両は、ほとんどが中型免許が必要な車両になり
ます。
現行の免許制度ですと、中型免許は20歳以上にならないと
中型免許を取得できないことから、高校を卒業してすぐに物流
業界に就職してもこれらの車両には乗務できません。
また中型免許を取得するには、高額な費用が掛かるために
そもそも免許を取得してまで物流業界で働こうと思わない方が
増えてきています。
今回の制度改定が実現すれば、18歳から中型免許を取得する
ことが可能になるようです。
業界を挙げて、物流業界の魅力を伝える活動をしていけば、
また新たな担い手が業界を盛り上げていってくれるでしょう。
免許制度の改定に期待したいと思います。
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