今年は、年始早々からノロウィルスやインフルエンザが大流行
しました。
沈静化の兆しがありますが、3月中旬までは予断を許さない
状況に変わりはありません。
そこで、改めて食品企業が既存取引先物流企業に対して
確認しておくべき「物流会社の衛生管理」について
お話したいと思います。
はじめに確認して欲しいことは、従業員の健康管理について
です。
なぜ健康管理が最も優先されるべきかというと、「物流」と
いうのは必ず人の手を介して行われるものだからです。
様々な場所を訪問するドライバーがウィルスなどを持ち運び
拡散してしまった…、ということが発生しないようしっかりと
確認して欲しいのです。
物流業界は、国土交通省の指導により最低でも年に1回は
従業員に健康診断を受診させることが義務付けられています。
ただし、まだまだ徹底されていない企業が多いのが現状です。
お客様や社会に対する影響を考えれば、年に2回は健康
診断を行っておきたいところです。
また、物流会社といえども食品を扱う以上、毎月の検便も
義務と言えます。
万一トラブルがあった際に、過去の検査結果や記録をすぐに
提出できるような準備が大切です。
健康診断の受診状況、インフルエンザの予防接種の有無、
検便の実施など、委託している物流会社の社員の健康管理
状況を再度確認してみることは、企業防衛の観点からも
必要なことです。
長くなりましたので、続きは次回にお話させていただきます。
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