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【調達価格の上昇から思うこと】茨城乳配の冷凍・冷蔵食品物流ブログ

2014.03.18

冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!

 

 

 

過日の新聞に、日本製紙社が食品向け原紙を値上げする

 

ことを発表した記事がありました。

 

 

ここ数年、食品関連の調達コストは上がる一方になって

 

います。

 

原因は為替、燃料費の高騰、後進国の成長による食糧不足

 

など様々です。

 

大量の火力を使う原紙についても同様のようで、この記事に

 

よれば日本製紙社も自助努力で値上げをせずにここまで

 

来たが、万策尽きて6年ぶりに値上げをせざるおえない状況に

 

なったとあります。

 

 

値上げされたコストは商品の価格に転嫁されることになる

 

わけですが、今までの例で考えると全額を商品価格に上乗せ

 

することは難しいために、他のコストを削減して埋めていくこと

 

になります。

 

そこで今までは、最も簡単にコストを落とせると考えられてきた

 

のが物流費でした。

 

原油価格の急激な上昇があっても、

 

「調達コストも高騰しているので我慢してください」

 

「他の物流企業はもっと良い条件だよ」

 

こんな一言でコストダウンを押し付けてしまうという企業も

 

少なくありませんでした。

 

 

しかし、今の物流業界の人財不足と燃料費高騰によるトラック

 

不足を考えると、今までのやり方、考え方を踏襲して解決を

 

図ろうとすると更に大きな問題を引き起こすことに繋がります

 

 

 

それは、輸送事業者の現状にまったく余裕がないからです。

 

乾いたぞうきんを絞られ続けてきた上に、人財不足の波が

 

押し寄せた結果、我慢して仕事を続けるならば辞めてしまった

 

ほうが良いという選択肢が現実になってきている状態では、

 

今までのやり方は通じません。

 

 

では、どうやって解決策を考えていくべきなのか。

 

一つの提案ですが、私はもっと根本的な部分を見直していく

 

べきだと考えてます。

 

 

・そもそも、今現在の商品価格が適正なのか。

 

・商品を売っている企業の収益構造は正常なのか。

 

・本当にその時間までに商品が必要なのか。

 

・本当にJ I T (ジャストインタイム)にこだわることが

 

 必要なことなのか。

 

・”売り切れ”は悪なのか

 

 

 

こんなところから考え直さないと解決策は見つからないような

 

気がします。

 

 

小売り企業がメーカーや卸売り企業に無理な価格で納入する

 

ことを強要すれば、必ずどこかにしわ寄せが来ます。

 

無理な安売りで利益を出そうとすれば、どこかに手抜きが

 

生まれます。

 

必要以上に物流条件を厳しくすればコストダウンの可能性は

 

限定されます。

 

 

 

先日のアグリフーズ事件も一つの例ですが、結果として、

 

それに関わる企業全体でコンプライアンスとは程遠い運営や

 

 

社員の労働環境への不満などに繋がっていくことになり大きな

 

問題に繋がっていくのだと思うのです。

 

 

この機会をチャンスと考えて、関連企業が膝を詰めて考えて

 

みることが必要なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 IMG_5911 (768x1024)

 

 

 

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