ゴールデンウィーク。
子供達にとっては、春休みと夏休みの間の一大イベント
です。
楽しいことがたくさん待っている一週間ですが、一方で
悲しい事故を新聞が報じる一週間でもあります。
特に、交通事故と海や川の事故には十分に気を付けて
いただきたいものです。
ところで、4月30日の新聞にこのような記事がありました。
小学1、2年生の事故は5月以降に死傷者が増えるという
内容です。
確かに、4月の新学期シーズンは交通安全に関する指導や
教育、また交通安全運動などによる啓発活動があるので
意識付けがされていますが、このゴールデンウィークを
境にその空気は激減します。
この記事にもあるように、子供が交通安全を理解するには
時間が掛かるので、そのタイムラグから子供達が危険に
晒されることになっているようです。
驚くべきは、年間の死傷者数。
小学校1年生は10,640人。
2年生は、9,222人。
1,2年生だけでもおよそ2万人になります。
事故に遭った時間帯は60%が14時から18時ということで、
下校から塾や遊びの行き帰りの途中。
原因は、飛び出しや横断歩道が無い場所での横断が原因
になっているとも書いてあります。
子供達は友達同士で歩いていると周りが見えなくなって
しまうと、交通安全教室で教えていただいたことがありました。
子供達の脇をクルマで通り過ぎる時にヒヤッとした経験が
1度や2度はあるのではないでしょうか。
これらの事故を防ぐために必要なことは、クルマを運転する
側とその地域の大人達が、子供がそのような危険な状況に
ある時期だということを知ることだと思います。
そして道路交通のプロである我々物流企業が、交通弱者を
守る意識でリーダーシップをとっていければ、更に安全な
環境を築くことが可能になるとも思います。
社員への安全に対する指導が、地域や子供達の安全に
繋がっていく。
そんな視点で社内での安全対策を行いたい。
そんなことをこの記事を読んで感じました。
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