野菜や精肉、牛乳に豆腐。
食卓に上ることの多い食材ですが、これらは基本的には
冷蔵(チルド)食品と呼ばれるものです。
これら冷蔵(チルド)食品の物流に必要な物流センターの
特徴について、簡単にお話したいと思います。
冷蔵(チルド)食品のほとんどは賞味期限が短いため、
センターは仕分けが中心で在庫を持たないTC(トランスファー
センター)が主流になっています。
ただし在庫は持たないと言っても、ピッキングを行う際には
一時的な仮置きが必要になるので、センター内で製品が
経由する全てのエリアで温度管理が必要になります。
もちろん、野菜のカットやギフト包装を行うような流通加工
エリアも同じことが求められます。
日配商品ならば5℃~0℃、野菜は5℃~10℃など、
製品によって管理する温度に違いがありますが、大切な
ことはその温度域を安定的に維持することです。
冷蔵(チルド)食品物流は、温度が上がり過ぎても下がり
過ぎても製品にダメージを与えてしまうので、センターでは
繊細な管理が求められることになります。
共同配送センターのようにさまざまな製品を扱う場合には、
各々にあった温度設定ができないため、中間をとった温度
帯で管理されることが多いようです。
長くなりましたので、続きはまた明日。
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