5月29日、30日の2日間、ISO39001の第1段階審査が行われ
ました。
12月より認証取得に向けて取り組んできたことに対して、
一つの答えが出ることになる緊張の2日間です。
29日の9時。
来社された審査員とその監督者から、自己紹介と1次審査の
スケジュール、その目的をご説明いただき、トップヒアリング
からスタートです。
このパートは、社長に代わって私が担当します。
質問内容は、以下の通り。
①組織及び事業概要
②内部及び外部の課題、利害関係者について
③適用範囲
④方針及び目標
⑤このRTSマネジメントシステムの位置づけ
⑥経営資源の準備状況
⑦組織的リーダーシップの実施状況
ここでもっとも重要な要素は、経営者がどれくらい真剣に
この活動を考えているかの1点に尽きると感じていました。
真剣に考えていなければ、この項目の説明にも甘さが
出ます。
当社の場合は、経営理念そのものが安全を最優先に
していること、社内外の方々への安心、そして社会との
共存を掲げていることから、理念経営を目指していることに
加えて、私の安全への思いをお話させていただきました。
少し熱く語ってしまい、事前にコンサルタントからアドバイスを
受けて用意していた原稿は、ほとんど使わずじまい。
(反省・・・です。)
30分ほどで終了し、次はサイトツアーという事業所内の視察。
本社機構でのRTSに関する資源準備状況の確認を目的と
して、下記3点についての審査になります。
・組織内の情報伝達の状況
・関連資源の準備及び管理状況
・特定されたパフォーマンスファクターに関連する準備及び
管理状況
社内を巡回視察されることに不慣れな当社は、一気に
緊張から張りつめた時間に。
事務所はもちろん、休憩室や整備部の部品室、またトラック
にも乗り込んでの視察には少々驚きました。
その後は、お昼を挟んでのシステム審査。
翌日も続けて行われる長時間の審査項目になります。
なぜ長い時間が掛かるのかといえば、当社が作成した
マネジメントマニュアルがISO39001の規格要件を満たして
いるか、矛盾がないか、不十分な記述や計画がないかを
一つ一つチェックするからです。
実際に計画通りに行われているかも含めて審査が行われ
ました。
審査の中では、たくさんの企業を見てきている審査員が当社を
見て気付いたことをアドバイスいただける場面もあって、事前に
持っていた審査のイメージと違った感覚を受けることもありました。
翌日のお昼頃に全ての審査が終了し、休憩時間を挟んだあとに
クロージングミーティングが行われました。
いくつかの改善点と共に予定通り第2段階審査へ進める旨の
発表があり、ホッと一息。
長い2日間が終了しました。
疲れました・・・。
内部監査によって、ある程度の不適合を洗い出し改善して
おいたことから大きな指摘はありませんでしたが、書類の
作成手法や記載方法などには課題が残りました。
第2段階審査まで時間がありませんが、できる限りの改善を
して臨みたいと思います。
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