ブログ更新711回目。
今日は、国際識字デーです。
世界のおよそ7億7600万人の成人には最低限の識字スキル
すらなく、世界の5人に一人は読み書きができず、7500万人の
子供は学校に行っていないそうです。
「もし世界が100人の村だったら」という本を思い出します。
ハチ鳥の一滴。
自分にできることを考えたいですね。
どんな理由があったとしても、事故は嫌なものです。
起してしまったら、どんな人でも気分が落ち込んでしまいますし、
当然、会社の管理職や役員も同じ気持ちになるものです。
事故は自慢できるものではないのでブログでご紹介するなんて
あり得ないのですが、先日起きた事故は少しホッとさせられる
ものでしたのでご紹介します。
7月から、新たにあるホテルが納品先に加わりました。
下見に行った際に気付いたのは、納品口への進入路の狭さ。
他人の敷地にトラックの頭を入れてからバックしないと入れない
状況だったそうです。
早速荷主様に、納品口の改善とトラックを進入させる土地
所有者の承諾取得をお願いしました。
荷主様からは、改善するには時間が掛かるので、取りあえず
何とか配送を行っておいて欲しい旨の連絡があり、配送業務を
スタートさせました。
そしてある日、その土地の出入り口のポールを引っ掛けて
しまいます。
すぐに土地所有者のお宅に伺い:謝罪をしたところ、
「今までどこの運送会社も逃げてばかりだったのに、
乳配さんは正直に言ってくれた。
直さなくていい。
正直に言ってくれてありがとう。
後は、ホテルの方と今後のことを相談する」
と言ってもらえたそうです。
配送不可として対応しない選択もあったはずですが、その
営業所ではお客様のお困りごとになってしまうと判断して
対応したそうです。
結果として、ポールを倒す事故になりましたが、その気持ちと
事故に正面から向き合う社員の行動に経営者としてホッと
しました。
土地の所有者の方の広いお心にも助けられましたが、
事故を起した社員も自分の行動に自信を持てたと思います。
事故はあってはいけないことです。
でも、事故の陰にはこのような出来事が存在するケースも
あります。
悪いことばかりと考えるのではなく、そこから得られる信用や
社員の成長という視点で考えてみることも必要だと感じる
事故でした。
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