ブログ更新722回目。
スコットランド独立の是非を問う住民投票は否決されました。
中国の台頭やイスラム国を考えても、新たな国の在り方を
模索する動きが活発化しているように感じます。
時代の変わり目ということを感じずにはいられませんね。
昨日は、静岡県にある物流企業の視察セミナーに参加させて
いただきました。
この企業の特徴は、何と言っても整備部門。
他の物流企業ではちょっと真似ができないことをやっている
ので、そこを学ばせてもらうことが目的の視察です。
まずは、この企業が持つ全国配送のネットワークから。
静岡県発の貨物をほぼ全国対応できる共同配送ネット
ワークです。
実際に全国へ配送出来るネットワークを持っている中小の
物流企業というのは、今の日本にはほとんど存在しません。
それぞれの協力会社の利権などが複雑に絡み合い、なか
なかうまくいかないというのが現状です。
では、なぜこの企業はそれができるのか。
懇親会でこの企業の社長とお話をしていて、その理由が
判りました。
この社長は、自称遊びが大好きで仕事はしたくないという方
ですが、人との出会いをとても大切にされています。
そして、興味がある場所・人・ものは、必ず自分の眼で確か
めるとおっしゃっていました。
ですから、ネットワークを組む相手の企業も自ら足を運んで、
その企業の質を確認し、これだと感じる企業の社長に直接
会ってトップ同士で手を結ぶのだそうです。
そうすることで、企業同士お互い心が繋がって良い関係を
保っていくことができるとおっしゃていました。
また、提携企業にとってシステム参加が負担にならないように
様々なことに配慮していることも教えていただき、実は細やかな
心遣いをされていることにも気付かされました。
心配りが大切なのは判っているつもりでしたが、私はただ
知っているだけだったと痛感です。
協力関係が永続するために必要なことを見抜くセンスという
点で、この社長のそれは何か突き抜けている感じがします。
これは秀でた経営者が持つ臭覚と言われるものなのでしょう。
真似はできそうもありませんが、その姿勢だけでも取り入れたい
と思います。
長くなりましたので、続きは次回。
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