ブログ更新1314回目。
2014年問題と言われた物流業界の人材不足は、2年が経ち
更に深刻化している。
物流業界の問題というよりも、全業界で人材の綱引きを
行っているというのが現状だろう。
先日の物流業界誌には、「食品輸送 現場の窮状」という
記事があった。
24時間365日、国民の生活を支える食品物流が危機的な
状況になりつつあるという内容だった。
その中で、荷主への質問とその回答が興味深かった。
労働条件や運賃などの契約条件が厳しことから、食品以外の
仕事に移行する物流企業が増えているという現状に対して、
負担軽減をどう考えているのかと問いだったが、
「そういった分野は全て外注先に任せている」
「注文通りに仕事をこなす努力は当たり前。物流面での特別な
取り組みはない」
といった回答が挙げられていた。
すべての企業がそう考えているとは思えないが、残念な回答で
ある。
今までのプライドもあるから、素直に過去を反省することが
できないのかもしれない。
ただし、今まで物流企業に任せきりだったことで、自分たちで
打ち手を考えられないという表れのようにも感じる。
でも、こんな状況だからといって物流企業は仕返しのようなことを
考えてはいけない。
そもそも物流業はサービス業。
お客様ができないことを代わりに行うことが仕事だ。
理解のあるお客様は理想だが、理解が得られないお客様に
対しても丁寧に現状を教え、打ち手を一緒に考えられるように
導いていくことが大切なことだろう。
もちろん、それでも理解が得られないなら決別も手段のひとつだが。
プロは何をもってプロなのか。
そんなことを問われている時代なのかもしれない。
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