いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
各地の山で初冠雪のニュースが聞こえてくる季節に
なりました。
季節の変わり目は体調管理に気をつけたいですね。
今回は食品共同配送の成功するケース3としまして
『新たな地域への営業展開』
をお話ししたいと思います。
小売り店様や外食企業様の場合今まで出店したことが
無い地域、また地方の食品製造業様などの場合は今まで
お取引先がなかった地域へ新たに進出するケースです。
どうしても新たな地域で営業展開を始める場合は、スタート
時点では物量も少なく適正な物流費に抑えることができない
のが実情です。
新たな取り組みを成功させるためには、早期に営業面で
採算ベースに乗せることを考えなければいけない訳ですが、
物流関連のことを考えながらお店を軌道に乗せる活動や
お取引先を増やす活動をすることは簡単なことではありません。
そこで物流全般をアウトソーシングする方向に考える訳ですが、
共同配送がメニューにある物流会社に委託することで、少ない
物量でも適正な物流費でスタートできる可能性が高くなります。
ドミナントが少々遅れても、またその地域の中でお取引先が
バラバラな場所に生まれてしまっても共同配送ならばコストを
気にすることなく営業することができます。
出店数が増えたりお取引先が増えて物量が安定してきたら、
そこで改めてチャーター便と共同配送の組み合わせなどを
検討しても遅くはないでしょう。
新しいエリアでの活動が落ち着くまで本業に集中できるメリット
は非常に大きいことですが、一方で最低限やらなければいけない
こともあります。
それは、物流会社との定期的な情報交換です。
物流は全て任せたと言っても、新しい地域での物流の状況把握
だけはしておく必要があると思います。
新たなお取引先との約束事などを共有したり確認する場にもなり、
その土地の地域性や道路別の混雑ピーク時間帯など営業に
役立つ情報やお取引先の現場の状況などを知る機会にもなります。
物流会社としても困っている点や改善点を話し合える場となり
ますので、問題点の早期解決にも役立つでしょう。
次回は、食品共同配送の成功するケース4としまして、
『庫内・配送管理を営業担当が兼務しているケース』
をお話ししたいと思います。
食品の共同配送をお探しの方は こちら から。
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