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11月に入りました。
12月が決算月にあたる当社では最後の追い込みといえる月に
なるのですが、年末の準備などをする上でこの1年の振り返りを
するタイミングでもあります。
さて、食品物流における11月とはどのような月なのか。
夏と年末の繁忙期の間にある静かな期間のように考えられて
いるようですが、実はこの時期は水面下で大きな動きがある
時期です。
お歳暮商戦を間近に控え、ギフト用の食品などの生産計画が
概ね決定し、それに合わせた物流の計画が行われます。
外部倉庫の手配やピーク時の車両の手配などがあるのですが、
年末の繁忙期向けの倉庫や車両争奪戦は毎年激しいものが
あるため、お歳暮対応の倉庫や車両は引き続き年末までとなる
ケースがほとんど。
したがって、この時期はそれら車両や倉庫の手配が始まる時期
というわけです。
この時期に手配する荷主側のメリットは、車両については年末の
特別運賃を適用する期間を交渉できる点があります。
12月の中旬からは年末繁忙期の特別運賃になるケースが多い
のですが、正確な開始日は荷主企業様や物流企業様によって
まちまちです。
少しでも長いスパンで契約する代わりに、特別運賃の適用期間を
短くしてもらえる可能性が高まるのです。
物流会社にとってのメリットは、稼ぎ時の年末に安定した業務を
確保できる点です。
双方の思惑が合致するために、年末に向けて11月と言う時期は
忙しい月になるわけです。
このような背景のある月が11月なのです。
年末に車両や倉庫が必要になる企業様は、早めの準備をされる
ことをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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