当社のような冷凍・冷蔵食品物流を提供する企業では、社員の
勤務時間帯が夕方から翌日午前中までになることが多いため、
睡眠を日中に確保することが求められます。
トラックやフォークリフトなどを動かすことを考えると、睡眠不足
は大きなトラブルに繋がることが容易に想像がつくため、様々な
対策を講じていますが、決め手となるものは未だありません。
特にこの季節からは、高湿度と高温によって日中に睡眠を取り
辛い環境になっていきますので注意が必要です。
今日は、今季に当社が社員向けに指導する睡眠の上手な
取り方をご紹介したいと思います。
まず一つ目として、
『帰宅時にサングラスをかける』 です。
どうしてサングラスをかけるのか。
答えは、太陽の光を浴びないためです。
太陽の光を浴びると体は覚醒モードに入る為、睡眠が取りづらく
なるからです。
具体的には、太陽の光を浴びるとメラトニンという物質の分泌が
抑制されて、体温が上がったり、脈拍、血圧が上がったりと、
体が活発に活動できる状態に近づいてしまうそうです。
これはこれから寝ようという場合には障害になってしまうので、
サングラスをして少しでも太陽の光を防ぎ、体温の上昇を抑え、
体を覚醒モードに近づけなくするというわけです。
業務中はお客様のイメージダウンになってしまうことが考え
られるため着用ができないケースが多いのですが、朝方に
サングラスをかけたトラックドライバーさんを見かけても怖がら
ないであげてください。
それは社会の安全に繋がる大切なことですから。
長くなりましたので、続きは次回。
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