8月14日。
ブログ更新688回目。
お盆の中日。
ディズニーランドを運営するオリエンタルランドが、アフター6
パスポートを値上げすると発表しましたね。
今度は3900円になるそうです。
割安感はなくなってきましたが、それだけの価値を感じて
もらえるという判断なのでしょう。
商品に自信がある企業は強いですね。
宇都宮営業所の所長室には、たくさんの賞状が飾られて
いるのですが、その中に古いけれどひときわ輝いて見える
賞状を見つけました。
それは、これです。
これは、ある大手乳業メーカー様からいただいた賞状で、
この賞状をいただくことことになった活動が、現在の
宇都宮営業所のルーツになっています。
昭和48年。
牛乳が日本全国に普及していく中で、このメーカーの栃木
県内の配送網が崩壊するトラブルが発生。
当時、茨城県と千葉県の輸配送業務を請け負っていた当社に
この企業からSOSが発せられました。
当時は北関東では当社しか頼るところが無かったようで、
当社もその責任から何とか物流網の立て直しを図るために
出来る限りの人員と資源を投じてその対応に協力したそう
です。
それと同時に、当社の宇都宮営業所が設立されたというわけ
です。
当時は砂利道で冷蔵装置もない時代。
知らない土地を地図を頼りに、牛乳が傷まない範囲の時間で
必死で社員が配送に対応。
寝る時間は毎日2~3時間でしたが、メーカーの社員の助けを
借りながら無事に1か月で安定させることができたそうです。
この功績を讃えるために、メーカーの当時の社長から贈って
いただいたのがこの賞状というわけです。
この賞状の中の一文に、当社の現在目指している企業像に
通ずる一文があります。
「あなたは宇都宮デポの開設にあたり、短日月の準備期間にも
かかわらず、これを成し遂げ、栃木県下の輸送を遅滞なく行い、
乳業事業の社会的責任をはたされました。・・・・」
誰かの役に立つ仕事をする。
それが社会的な貢献に繋がるならば更に素晴らしいことですし、
そうした活動の結果として、このような賞状をいただけることは
物流企業冥利に尽きます。
歴史から学び、今後に繋げていきたいと思います。
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