ブログ更新709回目。
アギーレジャパンの初戦が終了しました。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
松山静山の言葉ですが、失敗やトラブルの中に成功するための
ヒントが隠されているという意味です。
そう考えると良いスタートと言えるのではないでしょうか。
さて、食品物流施設の省エネ手法シリーズも終盤に入って
きました。
今回は、照明です。
メーカーは別として、高効率の照明器具は省エネに大きな
効果をもたらすことは間違いありません。
とくに在庫型物流施設の場合、24時間365日稼働するケース
も多く、高効率の照明の効果はとても大きなものになります。
今日は、皆さんご存知のLED照明について簡単にお話します。
なぜLEDは省エネなのか。
例えば、40wの蛍光灯をLEDの同等で対応しようとすると、
一般的に20wになります。
約50%の削減です。
水銀灯で考えると、400wの水銀灯の代替えLEDは100w前後
が一般的ですから、約75%の削減です。
その分、電灯器具代が高いので年間の使用時間と日数から
電気使用量の削減効果を金額に換算して検討する訳です。
ところが、食品物流の場合には別の3つの理由からも省エネに
繋がります。
1つは、温度対策。
冷凍・冷蔵設備では、冷凍機の稼働によって温度管理が
されているので、熱源となってしまうような照明はその稼働を
上げてしまうコストアップに繋がってしまうのです。
その点、LEDは熱をあまり持たないという点で優れています。
2つ目は、防虫対策。
食品は口に入る特性から虫への対策が必須です。
施設内の負圧の改善や防虫器具の設置などで対応して
いるケースは多いのではないでしょうか。
LEDは紫外線の発生がとても少ないことが特徴です。
紫外線を好む虫が集まってこないために、通常の照明の
約50%から80%の虫を防ぐことができると言われています。
そして3つ目は、照明器具の交換頻度です。
高天井の施設の場合には、照明の交換工賃は馬鹿になり
ません。
フォークにパレットを載せて、その上に乗せて社員に交換させて
いる話を良く聞きますが、これで労災が起きた場合重傷・重体
事故は避けられないのでお薦めできません。
LEDの長寿命はその点で交換の手間や回数、時間の削減や
リスク回避として有効な手段になるのです。
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