ブログ更新724回目。
今日は、秋分の日。
ご先祖様や亡くなった方をしのぶ日です。
せめて心の中だけでも手を合わせたいですね。
視察セミナーで学んだことを2回連続でお話しましたが、
今日で最終回です。
物流業界では、トラックの購入方法や買い替えの方法、また
整備手法が経営に大きな影響を与えます。
最近は大胆な代替え策を打ち出したり、大量購入によって
購入価格のスケールメリットを狙った方法などが注改めて
注目されています。
今回視察させていただいた企業も特徴的な車両管理を
されていました。
一言でいえば、「物を大切にしている」、いや、
「ものを徹底して大切にしている」 ということです。
一般的な物流企業は、車両の買い替えや整備については、
資金計画や整備コストなどの情報を見ながら判断して
いくものです。
社外に整備をお願いしている企業は、整備代金を抑える
方法が限られてしまうので、まだ使えるトラックだとしても
余裕をもって買い換えを選択してしまいます。
当社も同様で、今問題なく使用できているトラックでも年数や
走行距離から判断して買い替えをしてしまいます。
この企業は、自社で整備工場を保有していて、徹底的に
車両を整備しています。
たくさんの部品をストックしておいて、いざと言う時にすぐに
自社内で対応できる体制になっています。
また、メーカーごとの特性を分析して予防整備をすることが
できています。
結果として、トラックを本来の寿命に近いところまで活用すること
ができ、また故障が発生したとしてもお客様に与える影響を
最小限に抑えられる環境になっています。
もちろん、環境にやさしい施策であることは言うまでもない
でしょう。
整備工場を保有している物流企業はたくさんありますが、
ここまで徹底してやっている企業は一握りだと思います。
当社は整備部はありますが整備工場がありません。
今回の学びを活かして、今後の整備に関する社内体制の
見直しを行っていくことに決めました。
今回の視察セミナーを通して、社長が車が大好きで経営を
楽しんでいらっしゃることを強く感じました。
好きこそものの上手なれ、と言いますが、好きだからこそ
いろんなアイディアも生まれてくるのだと思います。
正攻法だけど他社にない発想とスキルを持ったこの企業には
今後も注目していきたいと思います。
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