ブログ更新768回目。
サケの遡上が街中でも見られるという記事が新聞にありました。
水戸市内を流れる逆川や桜川でも、ここ数年遡上を見ることが
できています。
昔はドブ川だったのですが、環境改善の成果なのでしょうね。
子供と見に行ってみようと思います。
以前、外食業界の物流事情をご紹介したことがありましたので、
今回は食品スーパーの物流について簡単にご紹介します。
スーパーマーケットは一般的に幅広い品目の商品を取り揃えて
いますが、その中でも特に食品の売上げが全体の60~70%
以上で、売り場面積が250平方メートル以上の店を、
『食品スーパー』と呼びます。
食品スーパーの商圏は、一般的に自動車で10分以内の範囲
(店舗の半径2~3Km)。
この狭いエリア内に複数の店舗があるのが特徴です。
市場規模は約13兆円。
新規出店が増加している反面、業界全体としての売上高は
前年割れが10年以上続く、競争が激しい業界です。
食品スーパーの物流に求められるもの
食品スーパーは、家庭の食卓を支えているため100円前後の
商品が多く、利益率は低いといえます。
一方で消費者のニーズは、充実した商品ラインナップや鮮度の
良い商品など、コストアップに繋がるものが多く、そのニーズに
応えるため、物流には高品質・高効率でありながらローコスト。
というオペレーションが常に求められています。
物流センターを活用してローコストを実現する方法
品質を維持しながらコストを抑える方法のひとつが、物流センターの活用です。
物流センターのメリットは、規模を生かした一括仕入れの他、自社用の効率的な
輸配送ルートの設定や、トラック利用の効率化、物流効率の向上などによって
コストダウンを実現できることです。
ポイント1 トラック利用の効率化
例えば、夜間から早朝にかけて1便目はドライ食品、2便目はチルド食品、
3便目は生鮮品というように配送品目を分け、同じ車両を使って配送することで、
トラックの利用台数を減らします。また、最初の便が配送している間に次の
積み込みの荷揃え(ピッキング)を行うことで効率が向上します。
ポイント2 配送の効率化
配送の効率を上げる手段としては、物流センター内でカゴ台車に仕分けされた
商品をそのまま4トンや10トントラックに積み込む方法があります。
積み込み時に検品を行わず、店舗でもカゴ台車ごと納品することで納品時間を
短縮します。
またエレベータ機能があるトラックを使うことで、さらにスムーズな積み込み・
荷降ろしが可能になります。
長くなりましたので、続きは次回。
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