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ブログ更新1739回目。
アメリカのテスラ社が電気トラックの生産を2019年に始めるという
ニュースが朝刊に掲載されていました。
記事では、最大40トンの荷物を運ぶことができ、1回の充電で
約800キロ走行できるとあります。
業務用のトラックを電気化する際に課題となるのは、走行距離と
積載量。
地場輸送でも1日最低300~400キロは走りますから、輸送途中の
重電が必要ないことが最低条件になります。
800キロが本当であれば、地場輸配送なら実用的にも問題はないと
思います。
また積載重量は、現状を大きく下回ってしまうと増車や増便に繋がる
可能性があるので、労働力不足の視点からも採用に消極的になる
企業が多くなってしまいそうです。
40トンであればそれなりに期待できるのではないでしょうか。
この記事に書かれていない重要な要素があと2つあります。
まず、価格。
電気自動車の価格設定は高めなので、トラックの場合いくらになる
のか興味があるところです。
あまり高額だと採算が合わないなんてこともあり得るので、ランニング
コストを含めた総合的な視点で比較してみる必要がありそうです。
そして、耐久性。
現状の日本のトラックは、買い替えられた後はアジアやアフリカなどに
輸出されて再度使われています。
つまり丈夫だということなんですが、電気トラックは耐久性も課題に
なってくるでしょう。
故障が多いということになれば、業務上のリスク以外に下取りで販売
できない可能性も出てくるので業務用では採用が難しくなると
思います。
時代を考えれば期待してしまうニュースであることは事実。
早く実車と詳細なスペックを見せて欲しいですね。
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