茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新1883回目。
ドイツ視察研修3日目は、香川選手が所属するサッカーチームの
ボルシア・ドルトムントとシーメンスから学びを得ました。
まずはボルシア・ドルトムント。
世界ナンバー1の平均観客動員数を誇る人気クラブの経営戦略は、
我々物流業界にも役立つ学びになりました。
セミナー内容は非公開ということで詳しい話はできませんが、
この企業の強みを簡単に言うならば、ファンとのつながりを大切に
し続ける姿勢や強いブランドを作る一貫した活動。
一方で、中長期的な成長を実現するために環境にあわせて
マーケティングやブランディングを行っている点にあると思います。
どこのクラブでも同じような活動をしているとは思うのですが、
これらの活動が他クラブより優れているとすれば、それは
企業風土のような目に見えないものが作用しているのでしょう。
施設見学では、そのような風土を肌で感じることができました。
自社の今後に役立つ気付きをたくさん得られた訪問になりました。
夕方は、ケルンに移動してシーメンス社の戦略を勉強。
ドイツのインダストリー4.0の中心企業ですが、メーカーとしても
様々なジャンルで高いシェアを持つ多角化企業でもあります。
この企業の凄さは、ダーウィンの進化論に例えられる生き残る
企業像そのものである点です。
1847年に創業して大きな成功を収めながらも、環境変化に柔軟に
対応して、順調な事業でもバッサリと方向転換してしまう。
経営の意思決定能力と、それに対応できる企業内の風土に
強さを感じます。
今回は、デジタルファクトリー分野の取り組みについて解説して
いただきました。
商品として解説していただいたマインドスフィアというクラウド
ベースのオープンIoTプラットフォームは素晴らしいシステムでした。
中小企業でも手が届く月額使用料に加えて、企業全体の
生産工程を見える化し全体最適のための仕組みを実現できる
ものです。
今後の物流業界でも、こういったシステムを通してお客様の
全体最適を追求していくことが求められていくのでしょうね。
IoTを活用したプラットフォームサービスによって、企業活動の
全体最適化をサポートするというビジョンは我々中小企業に
とっても心強い存在になってくれるように感じました。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!