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ブログ更新1889回目。
最後の視察先は、ヘルメス社。
1972年創業でハンブルグに本部を置き、売上1101億円、従業員
12000人を擁する宅配会社です。
1970年当時、ドイツの物流の主役だったドイツポストは、運賃が高く
品質も悪かったことから操業に至ったという経緯だそうです。
ここでの視察は、前日に訪問したBEUMER社の自動搬送システムが
実際にどのように稼働しているかを見ることが目的になりました。
視察を通して気づいたことは、自動化を進めるといっても人を
ゼロにすることは難しいということ。
広大な倉庫の中に自動搬送システムが敷き詰められており
近未来的な景色が広がっていましたが、ところどころに搬送システム
から落下した貨物があったり、また割れ物やソーターに乗らない
ものはすべて人が手で対応していました。
こういった部分では、まだまだ人の力が必要なようです。
また、このセンターからTCへ転送するトラックには貨物が手積み
されており、デジタルとアナログが共存することに違和感を強く
感じました。
この辺は、これからの課題なのでしょうね。
自動化やロボット化が話題の中心になりがちですが、人が介在
する部分が残ることを意識して、自動化が可能な領域を見定めて
いきたいと思います。
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