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ブログ更新1946回目。
今年も船井総研社主催の視察セミナーに参加してきました。
久しぶりに関東での開催でしたが、スケジュールの都合で2日目のみ
の参加となりました。
今回の視察で感じたことは以下の通りです。
①採用活動と定着活動は同等の取り組みが必要だということ
斬新な取り組みを行うことで採用率を高めている企業を視察しました。
私が求職者だったらとても魅力的に感じる施策と雰囲気でした。
業界でもこれだけ思い切ったトライをしている企業は少ないと
思います。
しかし、定着となると話は別。
2番目に訪問した企業でもそこが課題になっているとのことでした。
あくまで仮説ですが、採用と定着の活動バランスを取らないと
離職率はかえって高まることになるのかもしれません。
採用に対してインパクトのある打ち出しをすると、求職者はそれに
見合った期待をして入社します。
通常のイメージよりも期待値が高まってしまうので、社内の雰囲気や
待遇などが事前のイメージに追いつくようなレベルにないと入社後に
感じるギャップが大きくなり離職に繋がるのではないかということです。
当社も採用に注力しがちですが、インパクトのある手法をとるならば、
定着に対する施策も同等かそれ以上のパワーバランスで取り組む
必要があると感じました。
②やりたいことをやるにも重みづけが必要
やりたいことはたくさんあるけれど、中小企業が持つ経営資源では
できることが限られます。
従って、どうしてもやりたいことに絞り込み、そこに徹底的に注力
することが大事だということです。
やると決めたら専任の社員を配置するなど大胆に投資を行い、施策を
グルーブさせていく。
そんな覚悟や思い切りを持つことが変革を起こすカギになっていくと
思います。
自社が取り組もうとしている施策の優先順位をもう一度見直して
みようと思います。
③ロジスティクス4.0はワクワクする
ダイワロジテック社の市川センターは業界の先端をいくセンターに
なる。
そんなことを感じる視察でした。
特に私が最も興味を持っているシェアリングに関するお話は、ワクワク
が止まりませんでした。
今後、資本集約型のコスト構造に変化していく物流業界では、AIや
ロボットを活用した物流センターが主流になっていくでしょう。
しかし、これらは高コスト。
でも、複数の顧客にサービスを提供することでシェアすれば、
それぞれがそのメリットを享受できWin-Winの関係になれるという
お話でした。
中小の物流企業も自ら高額な投資をせずに、プラットフォーム化した
センターを利用することで目的を果たせる日が来る。
こういうロジックは夢がありますね。
シェアリングの可能性を新たな視点で学べたことは大きな収穫でした。
将来、このようなフィールドに身を置くためには、まずはオペレーション
に強くなる必要性を感じます。
勘と経験に頼りがちな部分ですから、早期に分析を行い、人にしか
できない業務領域とロボット化できそうな領域を言語化できるように
しておこうと思います。
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