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ブログ更新2043回目。
共稼ぎが普通の社会になって、自宅での調理割合が減ってきたこと
から外食や中食事業が盛んになっている。
しかも、最近は届けてもらうことが普通になった。
高齢化が進めば、今後はさらに届けてもらうことが当たり前に
なっていくのだろう。
物流コンサルタントの角井氏の著書「すごい物流戦略」の中にも、
ちょっとしたことでも面倒と感じる消費者は今後益々増えるとある。
米国のレストランで調理される料理のうちデリバリーされる比率は
15%にもなるとか。
今までは、出掛けなければ食べることができなかった美味しい料理も、
運んでくれて当たり前の時代になってきているし、それに対応して
いかないと生き残れない時代と言えるのかもしれない。
でも私達は便利になり過ぎて、ものぐさになっていないだろうか。
そこを商売にして成長している企業が多いのだが、人間が本来
やるべき行動まで利便性という魔のキーワードによって奪われて
いくと、気が付けば自分では何もできない生き物になりやしないか。
そんなことを考えなければいけないほど、世の中は便利になり過ぎて
いると思う。
出掛けた時の外の空気や店の雰囲気。
入ろうと思ったレストランの手間にできた新しいお店への気づき。
隣のテーブルに運ばれてきた自分の知らない料理との出会い。
もちろん、美しい女性との出会いも。
宅配というサービスはその高い利便性と引き換えに、そういった
感覚や感性からの気づきや出会いを奪いかねないと思う。
だから、これからは意識して不便を選ぶことが必要になる。
利便性を追求しなければいけない物流業界の経営者が言っては
いけないことかもしれないけど。
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