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ブログ更新2159回目。
朝礼での社員の1分間スピーチで、水戸市内の一部で無電柱化が
進んでいることへの気づきがありました。
無電柱化について調べてみると、世界的には日本は後進国になって
いるようで、ロンドンやパリが100%に対して東京は僅か8%程度と
なっているようです。
無電柱化のメリットは、災害時の電力インフラの耐性強化や景観の
改善、また歩道を広く取れることから交通安全面の向上などが
あるようです。
情報インフラが重要な役割を果たす時代であること、また高齢化が
進むことで歩道の重要性が高まることを考えると無電柱化は今後の
日本に必要な施策なんでしょうね。
物流の側面から見てみると、やはり真っ先に頭に浮かぶのは
ドローン。
電線が無くなればドローンの実用化に向けたハードルは格段に
低くなります。
特に配送効率が悪い地方で無電柱化が進むと大きなメリットが
生まれそうです。
狭い道路を走る機会が多い冷凍・冷蔵食品物流のトラックにとっても
メリットは大きいと思います。
夜間の見通しの改善や歩行者との距離が取れることでドライバー
への負担は大幅に軽減されますし、安全面も大きく改善される
と思います。
販売チャンスを逃さないためにタイミングが重要な外食チェーンや
コンビニの食品輸配送にとってもルート選択による時間短縮が
見込めるのでメリットは大きそうです。
しかし、無電柱化の最大のデメリットは莫大なコスト。
自治体や国と電力・通信事業者との調整は権利関係を含めて
難しいものがありそうですね。
それでも、広い空を取り戻すことで国民の幸福度も上がりそうですし、
是非進めて欲しい事業です。
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