茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2215回目。
年間643万トン。
これが日本の食品廃棄の現状です。
先日のニュース番組で食品ロスの現状が報道されていました。
このうち食品事業者から排出されるのは352万トンで、
家庭からは291万トン。
圧倒的に事業者からの排出が多いと思っていましたが、
どちらも同じくらいの割合なんですね。
処理費用は年間2兆円にもなるそうです。
加工食品ならば、フードバンクなどを通して不足している家庭に
届けることもできますが、生鮮食品や弁当・総菜などはそれ自体の
安全性や企業としてのリスクを考えると廃棄という選択になる
のは理解できます。
まずは、チャンスロスを受け入れることだと思います。
スーパーやコンビニが競合との競争に勝つことを最優先せず、
環境対策を最優先に置いたうえで戦略を考えるようになれば
大きく変わっていくはずです。
ビックデータを利用することで今後は需要予測は飛躍的に
精度が高まると思いますが、それでも”他社より売りたい”
という欲をどれだけ抑制できるかがカギになっていくと思います。
冷凍・冷蔵食品物流事業者という立場に立つと、運ぶ商品が
減ってしまうことによって経営に少なからず影響が出ると思います。
しかし、そもそも食べきれないものを排ガスを出しながら運ぶこと
自体が社会にあってはいけないことなんだと考えれば、私は
受け入れることができます。
むしろ、こういった廃棄を減らすために冷凍・冷蔵食品物流という
サービスができることを考えていきたい。
そう感じました。
法整備も始まりました。
世の中はちょっと足りないくらいがちょうど良い、という話も
あります。
私自身も廃棄に繋がるような無駄な買い物をしないように
気を付けていこうと思います。
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