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ブログ更新2244回目。
お世話になっている茨城いすゞ様のご厚意で、品川で開催された
いすゞグリーンセミナーを受講してきました。
関東のいすゞユーザーがおよそ300社集まるだけあってスケールの
大きなセミナーでした。
特別講演のスピーカーは日本ラグビー協会副会長の清宮克幸氏。
日ハムの清宮幸太郎選手のお父さんです。
ラグビーの世界で活躍を続ける方だけあって、一番前に座った
私に届くオーラと熱量はさすがと言った感じでした。
話の内容は私にたくさんの示唆を与えてくれました。
特に印象に残った点は、
「オリジナリティーの追求による絆、プライド、自信。そして文化の醸成」
リーマンショックで強化縮小になり主力が抜けてしまったヤマハという
チームをトップリーグに留めるために考えた戦術。
考えに考えた結果、”攻撃しない”という変態的な戦術を選ぶ。
ボールを持ったらキックして、走ってタックル。
慌てた相手が反則をすれば、五郎丸がペナルティキックで得点。
この戦術がハマって無事にトップリーグ残留を果たしたそうです。
また、その後も主力選手の補強はせず、新卒や浪人中の選手を加えて
戦うことを選択。
その時の戦術は、フランスに武者修行に行って見出した独特の
スクラム戦術。
誰もやらない、そんなバカなという戦術だけれど、後から考えれば
なるほどと納得できる秘策を考えて実行したそうです。
最近、ビジネススクールで受講した新日本的経営という科目で、
企業は独自性が無ければ勝てないという学びを得たばかりだったので
ストンと腹落ちしました。
自分たち独特の戦い方を信じて忍耐強く努力を続けることで絆が生まれ、
成果が出れば自信に繋がりそれがプライド(誇り)になる。
プライドを守るためにさらに努力することで文化が醸成される。
このようなサイクルは模倣困難で簡単には崩れない組織になる。
企業を経営する者にとって勇気とヒントをもらえるお話です。
また、清宮氏のちょっとした言葉の中に、
” 面白そう、ワクワク”という感情を大切にしていることを感じました。
サントリーの監督時にはトップチームで優勝できる環境にありながら、
存続危機のヤマハ監督に転じるあたりはロジカルには説明できません。
判断基準がおカネや名誉ではない。
自分がのめり込めそうか、必死になれそうかの基準がワクワクや面白そう
なんでしょうね。
この感覚を大事にするから人脈が機能し目指すべき成果に追い風が
吹くのかもしれません。
今のタイミングで聞くべきお話でした。
独自性を見つけるために考え抜くことを当面の課題として持っておこうと
思います。
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