茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2551回目。
ここまで数回にわたって輸配送コスト構造の変化について
お話してきました。
説明したもの以外にもコストアップにつながる変化は
たくさんあります。
♦デジタル化によるコストアップ
例えば、最近顕著な伸びを示しているのは、通信費や
システム関連費用です。
デジタルタコグラフはクラウド型が主流になっており、
性能も飛躍的に向上していることからこれらのコストは
大きく跳ね上がっています。
最近では、社員にスマートフォンを提供してデジタル化を
推進する企業も増えており、これらのコスト負担も増加
傾向にあります。
♦安全もカネがかかります
安全に関するコストも無視できません。
交通事故によって物流企業が被るダメージは、財務的にも
ブランド的にも非常に大きなものがあります。
一方で人手不足の影響から未経験者が多くなっており、
交通事故のリスクが高まっていることから、これら安全に
関するコストは急上昇しています。
例えば、居眠り運転を防止する装置や安全研修を行ってくれる
外部コンサルの採用などがそれにあたります。
♦コンプライアンスも例外ではありません
加えて、コンプライアンスを満たすためにかかる経費も
年々維持にコストがかかるようになってきました。
例えば、下記のようなコストが増加しています。
・点呼担当者の労働時間を減らすための増員
・内部監査コスト
・ISOやGマークなど外部認証の維持コスト
・法令を守るための座学研修コスト
いかがでしたか?
数回にわたり、輸配送コスト構造の主要ドライバーについて
お話してきました。
毎年のようにコストが上がり続ける中で、どのように
それを抑制しコントロールしていくのかが生き残りを
左右する時代になったと思います。
物流企業の輸配送コストの裏側にあるものを理解したうえで、
良い関係を構築していただけた幸いです。
不明な点やご質問があれば遠慮なくお問合せください。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!