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ブログ更新2525回目。
食品物流企業の輸送品質を図る基準は何か。
何をもって輸送品質が良いと言えるのかということですが、
この業界に身を置く私なりの考えを簡単にお話してみたいと
思います。
食品に限らず、全ての物流の輸送品質を考える上で最優先に
考えられるのは、事故防止への配慮だと思います。
例えば、会社の指定速度の設定やデジタルタコグラフを使った
ルールの構築があるか、またGマークやISOの取得など公的機関の
認証取得を積極的に進めているかなど、会社として安全への
取り組みに注力していることが輸送品質の高い企業の
絶対条件だと思います。
2つ目に、製品の破損や誤配送に対しての配慮があるかと
いう点も重要な基準です。
デリケートな製品が多い食品業界では、雑な運転や荷扱いを
するとすぐに製品破損や製品不良に繋がってしまいます。
ですから、食品の種類ごとに取扱いの注意点が判断できる
企業ほど輸送品質が高いと言えると思います。
そして3つ目は、衛生管理への配慮。
以前このブログでもお話しましたが、今や衛生管理は
食品物流業界において不可欠なものになりつつあります。
社員の健康管理や車両・倉庫の衛生管理、感染症への対策
など、自主的に進化させられる企業は食品の輸送品質に優れて
いると思います。
別の切り口で見てみると、食品メーカーの物流を専門に行って
いる企業は扱うメーカーの製品の特性を熟知しているのに
対して、食品共同配送を行っている企業は、たくさんの種類を
扱うことからそれぞれに合った広く浅い知識を持っている傾向に
あります。
総合力という観点では、そのどちらも扱っている企業が
多彩な引き出しを持っているという点で輸送品質が
高いというのが、私の個人的な感想です。
食品の輸送品質を図る参考にしてみてください。
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