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ブログ更新2503回目。
輸配送業界では、年々人材の高齢化が進んでいます。
特に大型免許を保有している人材は平均年齢が40代後半
になっているといわれており、若者の自動車離れの影響も
手伝って、年を追うごとに平均年齢は上昇しています。
昭和の時代では、輸配送業務は稼げる仕事でした。
また、少しでも金銭的に裕福になりたいと思う人が多く、
高級車やマンションを買うためにこの業界に入って
来る方が多かったようです。
法規制が変わり、コンプライアンスと収入がトレードオフと
なってきた現在でも、その世代がこの業界を支えてくれて
いるのだと思います。
茨城乳配の輸配送クルーの平均年齢も、徐々に上がって
きています。
最近は若手のクルーが入社してくれているので高齢化の
スピードは鈍化していますが、それでも高齢化の流れは
変わりません。
最近実感しているのは、世代やライフステージによって
仕事に求める価値が違ってきているということ。
彼氏や彼女ができる、家族が増える、子供の塾や進学、
家の取得、高齢化。
こういったステージごとに、おカネや時間、労力など
仕事に対して望むことが変わっていきます。
これに合わせた業務を用意できれば問題ないのですが
それは簡単なことではありません。
業務の選択肢が少ない輸配送企業は、ある程度年齢層に
偏りが出ることを許容しなければいけないのかもしれません。
そうであるならば、長期雇用ではなく5年間といった
一定期間を務めあげてくれる人材を、それに見合う形で
育成するという視点で人材採用と育成を見直してみることも
考えるべきだと思います。
長く働いてもらえる社員を求めるならば様々なニーズに
応えられる業務を揃える必要があるということ。
もちろん、働きやすい環境がある前提ではありますが。
業務のポートフォリオを、働く人の視点で見直して
みようと思います。
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