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ブログ更新2513回目。
5月18日の日本経済新聞記事はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59205930V10C20A5QM8000/
2020年5月19日の日本経済新聞に、弊社のコメントが
掲載されました。
先般、国交省が発表したトラック輸送の標準運賃における
「荷待ち時間料金」に関するコメントです。
荷主企業に対して荷待ち時間に応じた料金の請求を
促すものですが、こういった待ち時間は荷主企業よりも
荷受けする納品先のほうに問題があるので、仮にこの料金が
認められるとしてもすぐには時間の短縮につながらないという
お話をさせていただきました。
例えば、食品小売り企業の物流センターは、主に食品卸売企業が
受注して物流企業にオペレーションを任せる流れになっています。
食品卸は小売り企業に低いコストでの運営を提案して受注
することが多いので、卸売企業から受注する物流企業も当然
低コストが前提になります。
そうなると、コストを落とすためにセンター内人員数を
ぎりぎりまで削減しますし、本来センター側が行うべき作業を
納品に来たドライバーに担当させるといったことが多くなります。
結果として、1台のトラックが長時間荷下ろしバースに着車
したままとなり、後続のトラックの待ち時間が長くなって
しまうことになります。
これはメーカーが待機時間の料金を払うだけでは解決しません。
SCM全体の課題として改善を図る必要があるものです。
是非、全産業の動脈となる物流システムを持続的なものに
するために、発注側・受注側・物流企業が協力して向き合って
欲しいと思います。
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