茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2571回目。
さて、先日までの5回に渡り食品共同配送を活用するポイントを
お伝えさせていただきました。
今回はそれらを含め、改めて注意点をお話ししたいと思います。
1 納品時間は帯で考える
共同配送は言わば乗合バスと一緒。
様々な製品を日々変動する物量に対応しながらいろいろな
ところに配送しますから、納品時間をピンポイントに何時と
指定しての配送は難しいと考えましょう。
例えば8:00~12:00のようにできるだけ広い帯で納品
許可を取ってください。
2 同じ製品でも配送距離や納品条件などで単価は変わる
共同配送の料金設定は、ケース単価や訪問件数単価など
様々ありますが、基本的には時間と距離がベースになります。
遠方になれば高くなりますし、陳列など時間が掛かる納品方法
を依頼すれば当然通常より高い単価になります。
また、基準より重い・大きい場合も割増の可能性があります。
参考までに当社の基準は、1才7Kgになっています。
3 匂いに注意
乳製品など移り香に弱い製品は要注意です。
安価な配送料だからと共同配送を利用した結果、他の食品の
匂いが移ってしまい全量返品というケースも稀に発生します。
混載される可能性のある製品の確認や、場合によっては
共同配送をあきらめることも必要です。
4 主導権は物流会社
チャーター配送はそのお客様の専属ですから、ルートや時間など
のアレンジはお客様の自由ですが、共同配送では他の製品を
混載する性格上、主導権は物流会社になります。
各物流会社のルールや規則に合わせる必要がありますので、
事前に確認をしておく必要があります。
5 必ずしも安くなるわけではない
共同配送はケース単価や件数単価の為、物量に応じた配送費に
できるメリットがある手段ですが、物量が増えてくると
数量分だけ配送費が増えていくので想定よりも高くなって
しまうことがあります。
適正な配送費を考えるなら、共同配送に偏らずチャーター配送や
路線便など他の手段も検討する必要があります。
これら以外にも注意点は多々ありますが、前回もお話した通り
結局のところ最も大切なことは物流会社との信頼関係です。
共通のあるべき姿を目指して、忌憚のない意見交換が
できる関係を構築することを目指すことが大切なのだと
思います。
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