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ブログ更新2570回目。
大手コンビニ3社が共同配送実験をスタートさせるそうです。
8月1日~7日に江東区にある物流センターから飲料やお菓子
といった常温食材(グロッサリー系)を対象に、その周辺
40店舗に共同配送する計画です。
ここに至った理由として、深刻なトラックドライバー不足と
燃料費や積載効率の向上、環境負荷の低減などが挙げられて
いますが、やはり最大の理由は人手不足でしょうね。
コンビニ配送はドライバー希望者から嫌われる職種であり、
思うように求職者を集められないのはどこのチェーンも同じ。
コンビニ配送を請け負う輸配送企業も運賃の値上げによって
ドライバーの待遇改善を行い募集効率を上げようとして
いますから、可能な限り少ない台数での輸配送を目指すことは
共通の課題ということでしょう。
まさに呉越同舟といった様相です。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン。
この3社は強烈な競争意識をもって戦ってきた競合であることは
間違いありません。
各社ドミナント戦略で集中出店してきた背景がありますし、
需給戦略も3社3様です。
配送ルールや店舗でのオペレーションにも微妙な違いが存在します。
したがい、このプロジェクトを成功させるには、
どこをどれだけ譲れるか、
変えられるか、
ここが問われることになります。
実験結果によって本格展開するかを判断するとあります。
競合という壁を乗り越えられるのか。
結果になるか楽しみですね。
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