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ブログ更新2647回目。
今日は、冷凍・冷蔵倉庫の床の話です。
冷凍・冷蔵倉庫の話になると冷凍機の能力や外壁について
質問を受けることが多いのですが、倉庫に詳しい方は
必ず床に関する質問をされます。
なぜ床の話をするのか。
簡単に説明していきますね。
倉庫には、床面の耐荷重というものがあります。
㎡あたり何トンまで重さに耐えられるかという基準です。
(坪であたりで表記されている場合もありますが)
倉庫は保管する製品によって重さが大きく変わります。
例えば飲料など水物と呼ばれるものは1パレットあたりの
重量が重いため、それをラックに3段や5段と積み上げようと
すると、狭いエリアに相当な重量が掛かることになります。
更にラック自体の重さやフォークリフトの重さも加わるため、
想像以上に重量がかさんでしまうことになるのです。
ですから自社の扱う商品の重量によっては、倉庫を借りる
際に床面の耐荷重というものを必ず確認する必要があります。
加えて、冷凍倉庫の場合、温度管理のために床面に設備が
必要になります。
特に1階部分の倉庫の場合、地熱が温度管理に影響するので
床面に配管を通して冷気を循環させることで低い温度を
安定化させる仕組みが必要になります。
意外に見落とされがちなことですが、倉庫を活用する上では
とても大切なことです。
倉庫を検討される際に参考にしていただければと思います。
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