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ブログ更新2621回目。
今日は、冷凍・冷蔵食品の輸配送に使われるトラックの
『断熱材』についてお話したいと思います。
冷凍・冷蔵食品を輸配送するトラックは、温度を管理するために
冷凍機を装備していますが、いくら高性能な冷凍機を
装備しても箱の断熱性が低いとその効果を発揮することが
できません。
その断熱性は断熱材によって左右されます。
トラックに使われる箱には断熱材というものが入っていて、
発泡スチロールのようなものをパネルとパネルの間に注入
するタイプと、断熱ボードのようなものをパネルの間に挟む
タイプのものがあります。
対応温度によって厚さが違うのですが、一般的には
チョコレート菓子などに使うのが25mm
チルド品輸送用ならば50mm
冷凍食品などに対応するならば75mm
アイスクリームなど冷菓用ならば100mm
になります。
もちろん、それ以上の厚さが必要なものもありますし、
それぞれの物流会社が独自の考え方で厚さを変えて
いる場合もあります。
例えば、夏の日差しを直接受ける屋根だけは100mmに
して側面は75mmにする、又は冷凍食品輸送用だけど
すべて100mmにしておく、など。
厚くすると微妙に積載スペースが変わり、パレットや
カーゴテナー(カゴ台車)が並べて積めないなどの問題が
発生することもあるため、断熱の厚さの設定は様々な
視点で検討・決定することになります。
冷凍・冷蔵食品を輸配送するトラックの断熱性は、
年々メーカーの努力によって性能が向上しています。
情報をしっかりと把握し、積極的に新しい技術の導入を
考えていきたいものですね。
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