茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2741回目。
生鮮食品である野菜や鮮魚の価格が低下しているそうです。
緊急事態宣言の影響で外食関連企業への出荷が激減したことで
需要と供給のバランスが崩れたことが大きな理由ですが、
その傾向はしばらく続く見通しのようです。
鍋の季節ですからハクサイが平年に対して52%安など
消費者にとっては嬉しいニュースですが、長い目で見ると
喜んでばかりはいられません。
これら生鮮食品は、需要を予測して栽培や養殖をしており、
需要が落ち込んだからと言って成長を抑えることができないため
供給過多になってしまう特性があります。
そうなると必然的に価格は下がることになるので、農家や漁業関係者の
経営を圧迫します。
そうなれば、このような環境下ですから廃業を考える生産者も
少なくないでしょう。
生産者の数が減ると、今度は需要が回復した際に供給が安定しなくなる
恐れがあります。
日本の自給率は、2018年度で37%(カロリーベースによる試算)と
過去最低を記録している状態ですから、それをさらに悪化させる
可能性も捨てきれません。
国内自給率の向上が急務な環境下ですから、国にはなんとか
生鮮食品生産者を守る方法を考えて欲しいですね。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!