茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2735回目。
考えさせられるスライドをSNSで見かけました。
今から32年前に行われたワープロの未来に関するアンケート
なのですが、各メーカーからはワープロがパソコンに駆逐される
ことなどあり得ないという回答が並んでいます。
優秀な大手メーカーの商品に精通する担当者であっても、
潮流の変化に気付けず、自社の主力商品の未来を読み切ることは
難しいということなのでしょう。
本当は薄々わかっていたのかもしれません。
いくら30年前とは言え、ワープロを製造・開発するプロならば
パソコンが持つポテンシャルは容易に理解できたとも考えられます。
しかし、誰だって、現在イケイケで伸び続けている自社の主力商品が
駆逐されるなんて考えたくもない。
このアンケートにも自分に信じ込ませるような思いで回答したのではないかと
勘繰ってしまいます。
でも、実際は駆逐されました。
ろくにタイピングできない私のデスクにさえ、分厚いノートPCが
鎮座しました。
それまで愛用していた富士通の”書院”は会社のロッカーのボトムに
居場所を変え、数年の後に廃棄されました。
フロッピーディスクだけがデスクの片隅に残っていたことを思い出します。
決して、コメントを発した担当者を悪く言うつもりはありません。
ただ、現在のデジタル化やロボット化でも同じようなことが言えるような
気がしたのです。
”そうは言ってもしばらくは大丈夫。
まだ変わらなくていい
そのうち、そのうち”
そう信じたいがために、都合の良い情報をかき集めて安心しようと
している自分に気付きます。
でも残念ながら時代は冷酷に進化していく。
自社がワープロにならないように、ホラーストーリーを直視して
時代に合わせた経営に変えていこうと改めて思いました。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!