いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
いよいよ7月に入りました。
早いもので1年の半分が終わったことになりますね。
上半期を振り返り、下半期の課題を明確にしていきたいと
思います。
昨日の新聞に、日本スーパーマーケット協会が事業
計画を発表した記事がありましたが、その中に
『クレートの共通化の拡大』という内容がありました。
クレートとは、メーカーや卸などから店舗へ配送する際に
使うプラスチック製の配送ケースのことです。
※写真はお借りいたしました。
今回は省エネや設備コスト削減の観点からの取り組みと
考えられますが、配送ケースの共通化はそれ意外にも
大きな効果が得られると考えられます。
現状、メーカー各社が特売など特需に対応できるように
余分に配送ケースを保持している訳ですが、共通になれば
全社ベースで必要な数があれば足りるので、無駄なケースを
削減でき、その洗浄費や社名のプリント費等のコストも削減
できます。
特に全体物量が下降している現状では効果が高いのでは
ないでしょうか。
また、各センターには空配送ケース置き場がありますが、
メーカー毎にまとめられている関係で広いスペースが必要に
なっており、その管理や積み込み時間で大きなコストが
掛かっているのが現状です。
ケースの共通化はそれらコストの削減にも大きな効果を
生み出す可能性があります。
その他にも、共通ケースになることで車両への積載効率が
高まることや重量の把握が容易になることなども利点として
挙げられます。
配送ケースの共通化を達成するにはメーカー各社の理解が
必要ですし、システム化するための問題点も多いのですが、
これだけのメリットが考えられるために今後の動向に注目して
いきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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