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ブログ更新1758回目。
労働力不足から、定年延長をする物流企業が増えています。
特に、大型免許を持っている年齢別の比率は50歳以上が多くを
占めていることから、少しでも長く働いてもらうための施策として
多くの物流企業が取り入れるようになりました。
この新聞のニュースもその一例。
しかし、いくらドライバーが不足しているといっても、果たして80歳まで
この仕事に従事していただいて良いのかという疑問もわきます。
高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いや、高速道路の逆走の
ニュースを耳にする回数がふえている中で、トラックでそれが起きない
という保証がないからです。
運転中に脳卒中や心筋梗塞などの病気を発症する確率も格段に
上がるでしょう。
物流企業経営者の最も重要なイシューは、
”社員を無事に家に帰すこと”
企業が細心の注意とフォロー体制をひくことで安全を確保することが
前提になるのでしょうが、でも年齢からくる判断速度の遅れや危険に
対する反応速度の衰えに逆らうことはできないのではないかという
不安が頭をよぎります。
このニュースの企業は国内最大手の子会社ですから、その辺の安全
対策や職種変更などの対応は十分にとられていると思いますが、
運転職以外を用意できない私達中小企業が真似することは難しいと
感じました。
人不足と高齢化の弊害。
悩ましいばかりですが、安全が犠牲になる苦し紛れの対策だけは
避けていきたいものです。
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