茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新1891回目。
昨年の海外視察で意気投合したメンバーの計らいで、ニトリの
物流子会社であるホームロジスティクス社を訪問する機会に
恵まれました。
ここは物流イノベーションを推進する企業で、以前にも海外で
主流のスワップボディを導入するなど話題性の高い取り組みを
行っています。
今回は、オートストアというロボット化された保管・ピッキングシステム
を視察することができました。
諸般の事情で写真撮影はNGということでしたので、興味がある方は
「AUTO STORE」でググってみてください。
仕組みを簡単に説明すると、ジャングルジムのような骨組みの中に
縦に小さなコンテナが積み上げてあり、ロボットが上から引き抜いて
人間がいるポートに運んでくれます。
人が歩くスペースがいらないことで倉庫スペースが従来の3倍確保
できることと、倉庫内の人の数を減らせることが大きなメリット。
ロボットなので照明も必要なく省エネにも効果が見込めるようでした。
このセンターでは、年間の延べパート人数が6600人も削減できたとか。
このシステムを運用すると、棚の上のほうに頻繁に出荷される商品が
置かれ、下に行くほど出荷頻度が低い商品になるというABC管理が
自動的に達成できます。
ロングテール商品を扱う通販や機械類の部品なんかに相性が
良さそうですね。
また、翌日の準備を夜間のうちにロボットがやっておいてくれるので
ボタン1つでスムーズに1日をスタートできるとか。
人間のやる仕事がどんどん減ってきていることを感じました。
人のやる領域に精通すること。
ここがポイントのように感じました。
導入コストは非公開ということでしたが、小さな倉庫にもアジャスト
できそうなので今後の普及で導入障壁が低くなることに期待したい
ですね。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!