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ブログ更新1897回目。
このニュースは、普通のようで意外に大きな意味のあるニュースの
ような気がします。
それは、倉庫の開発者側のオリックスが、倉庫を借りる荷主企業向けに
人手不足を補うロボットを貸し出すというもの。
基本的に費用はオリックスが負担すると記事にはなっていますが、
おそらく賃貸料金に転嫁されるのでしょうね。
でもこの記事にあるように、33000㎡(1000坪)の倉庫の場合、約30%
相当の人件費が削減できるって魅力的です。
契約内容にもよりますが、省人化のためにロボットを導入しようと
考えた時、環境変動が大きい中では自社で購入してリスクを取るよりも
借りて使うほうが圧倒的にハードルは低くなると思います。
借りる側のスイッチングコストが高くなり、貸す側にとっては顧客の
離脱防止に繋がる。
今回のオリックス社の狙いはそこなのでしょう。
模倣する企業がどれくらい出てくるかで優位性は変わると思いますが
そういう施設を優先的に使おうとする企業は増えていくと思います。
現実的には物流企業が倉庫内オペレーションを受け持つことが
ほとんどです。
こういった荷主企業の物流を担当するためには、これらを使いこなせる
物流企業であることが条件になります。
今後の物流企業は無人化、省力化、効率化についてアドバイスできる
コンサルティングスキルが必要ということなんでしょうね。
もし、将来的にオリックスがロボットのオペレーションサービスや
ロボットの稼働データ管理、アドバイスまで扱うようになったら・・・。
競合は辺境からやってくるといいますから、今のうちに勉強して
少しずつテストしていこうと思います。
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