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ブログ更新2220回目。
ホワイト物流推進運動に関する説明に参加してきました。
場所は茨城県トラック総合会館。
物流業界では珍しく、大会議室が受講者で満員になりました。
それだけ人手不足に関連した施策には興味が持たれていると
いうことなんでしょうね。
この国交省が主導するホワイト物流推進運動とは、
「トラック運転者不足に対応し、国民生活・産業活動に必要な物流を
安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的」に
取り組む運動です。
具体的には、輸送の生産性の向上や物流の効率化、また
女性や高齢者など多様な運転者が働ける環境を作る運動になります。
従って、人手不足に悩む企業に注目されているというわけです。
今後の流れとしては、趣旨に賛同する企業は自主行動宣言の
必須事項に合意して賛同表明を行い、自主行動宣言として自社の
取り組みを決定し事務局に提出することになるようです。
自社の具体的な取り組みについては、事例集が用意されるという
心配り。笑
国交省も何とかしたいけど輸送現場のことは良くわからないから、
事業者の取り組みを吸い上げてまとめたんでしょうね。
待機時間の削減やパレットやカーゴテナーを利用した軽労化、
輸送以外の付帯業務を分離することなどが掲載されていました。
でもこういった改善を図ろうとするならば、まずは上流にある
荷主企業を本気にさせるべきです。
政治的な思惑があるのか、いつも国交省や運輸局は荷主企業への
プレッシャーには消極的で下流の物流事業者に負担や要請を
集中させています。
しかし結局のところ、こういった活動を加速化させるには荷主企業に
罰則を用意して正面から取り組ませなければ、過去がそうだったように
一時的な活動で終わってしまいます。
日本の産業への影響も大きな物流危機。
お役所も”本気度”を見せて欲しいですね。
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