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ブログ更新2330回目。
お取引先の日野自動車様がデモカーを見せに来てくれました。
このトラックは、日野自動車のクールハイブリッドと呼ばれる
最新型の冷凍・冷蔵仕様の大型トラック「プロフィア」。
特徴としては、エンジンも冷凍機もハイブリッド仕様に
なっていて、エンジンを止めても床下に搭載されている
リチウム電池によって冷凍機を動かし続けられる点。
走行中に蓄えた電気を使うため、燃料を使わず排気ガスも
出さずに冷やし続けられます。
アイドリングが長い行程の業務には威力を発揮しそうですね。
これまでは、冷凍機を動かし続けるためにはシャーシエンジンを
切らないか、冷凍機専用のサブエンジンを搭載する必要が
ありました。
蓄電池に頼っても冷凍機の能力は衰えることはないそうで、
冷凍温度帯まで安定して対応できるそうです。
価格面では、通常の大型冷凍車価格に+300万円程度。
ここが問題ですね。
約150万円補助金対象になるので実質は150万円アップですが、
この性能によってそれだけのコストダウンが見込めるかは
微妙なところ。
燃料費の削減とメンテナンスコストの低減を実現できるという
説明でしたが、費用対効果という視点では・・・。
環境におけるCSRとして考えるとしても、数値データが
効果を証明するものになるのかという点も現状では不確実
だそうです。
高速道路を長い距離で使う企業であれば、燃費向上によって
コストと環境の両面でいけるかもしれませんね。
でも、こういった先進技術を商品化するトライには好感が
持てます。
今後の改良に期待したいと思います。
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