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持続可能な社会を目指すために、食品物流における環境対策は
とても重要な位置づけになります。
なぜなら、食品は人が生きるために欠かせないものであり、
その流通を支える食品物流は絶えず社会に存在し続けることに
なるため、環境への対応が不可欠になるからです。
輸配送における環境対策を考えてみると、排気ガスを減らす
アクションは避けて通れません。
どうすれば環境に配慮した輸配送を実現できるか。
その答えの1つがバイオディーゼル燃料になります。
電気トラックも市場に投入されていますが、輸送力を
考えるとまだまだ発展途上の段階です。
短期的な視点で環境対策を考えた時には、使用済みの
食用油を原料にしたバイオディーゼル燃料は
二酸化炭素の排出量を約5%削減できる力があります。
最近のニュースでは、コンビニのローソンが弁当や総菜の
配送に使うトラックにこれを導入する実験を始めたことが
ありました。
コンビニは店舗数が多く、1日に3~8回も配送しますから
そのトラックがバイオディーゼル燃料を使えば大幅な
改善が見込めます。
一般の輸配送事業者も導入すれば良いのでは?という
声が聞こえてきそうですが、事業者が導入しない理由が
あります。
それはコスト。
バイオディーゼル燃料の生成コストは高額で、
軽油のほうが安くなってしまうので収益的なメリットは
見込めません。
エンジンへのリスクを考えると、いくら環境に良いといっても
なかなか手を出しにくいというのが本音です。
こういった取り組みを進めるには、コスト上昇分を見込んだ
運賃にするなど荷主企業と協力して進める必要があるでしょう。
今回のローソンを含め、大手企業が協力してバイオディーゼル燃料を
安く供給できる仕組みを作れば大きなインパクトになると
思います。
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