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セブンイレブンが本格的に営業時間の見直しを
行うことを永松社長がコメントしています。
興味深かったのは、
「45年間、我々のやり方を踏襲してきたことが
問題の背景にある。
社会の変化に対応し、変わらなければいけない」
という言葉でした。
リーディングカンパニーであるがゆえに気付くのが
遅れたとも言えますが、顧客の深層ニーズの掘り起こしが
得意なこの企業が環境変化に対応できなかった
という現実はこれからの食品物流にとっても大きな
メッセージになるのではないでしょうか。
コンビニを経営する店主の反乱から始まった24時間営業問題。
それが当たり前だと思い込み、疑うことができなかったことが
問題を複雑にしました。
そもそも食品物流視点で見れば、ずっと前から24時間365日稼働が
困難になることは騒がれてきました。
早くから人手不足が課題として認識されてきたからで、
人手が不足する真因は少量多頻度物流という過剰サービスを担う
プレイヤーの疲弊であることは誰の目にも明らかだからです。
ですから、店頭でも同じことになるのは時間の問題だと
感じていました。
物流業界が環境変化に敏感だったわけではなく、小売りの
過剰サービスのしわ寄せが物流業界に早く届いていただけ。
その警告シグナルを、小売りや小売りから圧力を受ける
食品メーカーが知らぬふりを決め込んだことで、物流の
変革が遅れたことは間違いないと思います。
コンビニの最大手がやっと現実を直視することになった
このタイミングで、顧客サービスの追求を理由に
過剰サービスを強いて誰かの犠牲のうえに収益を上げようと
いう考えを見直すべきだと思います。
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