茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2432回目。
2019年度末から岐阜県内にある自動車部品などの製造業を対象に
実証実験を開始するそうです。
受発注情報を官民がつくるデータプラットフォーム上で共有し、
人工知能(AI)によるマッチングで混載輸送を実施し、
中小・中堅企業の物流効率化を後押しすることが目的。
混載ができれば運送会社はトラック1台あたりの積載率が向上し
稼働台数を減らすことができれば、生産性が上がり歩留まりが
良くなるだけでなく、人手不足も緩和できます。
中小・中堅の物流企業にとってもメリットを出せるというわけで
正に”三方良し”の仕組みのように感じます。
でも・・・。
茨城乳配の共同配送システムも同様の狙いから北関東エリアで
サービスを展開しているのですが、この記事に書いてあるようには
なかなか話が進みません。
最大の敵は、利害関係。
「物流網の維持が難しくなりつつある地方で、業種を超えた
企業間物流の仕組みを作る」とありますが、いまだに強い
ライバル意識を持ち続けている荷主企業は少なくありません。
「総論賛成・各論反対」の姿勢を維持している企業が障害に
なっています。
また物流業界においては、長い間乾いた雑巾を絞るような
努力を続けてきたことで非効率+非効率=効率のような
仕組みでコストダウンを行っている部分があり、それは様々な
業種に跨って構築されています。
例えば、常温食品+雑貨+自動車部品を組み合わせて
ボラティリティに対応しているような事例がそれにあたります。
一部の業界の物流効率化が、他の業界の非効率を生み出す。
そんなことが起きる可能性があるというわけです。
今後は、トライ&エラーを繰り返すことでブラッシュアップ
させていくことになると思います。
前途多難ではありますが、なんとか道筋をつけて欲しいですね。
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